◆不定期日記ログ◆
- ■2026-10-31
- 十月録ヴァンデミエール
AI技術の人類に対する攻勢がすごい。ハッキングによる情報漏洩ももちろん凄まじいんだが、SNSのタイムライン上に日替わりの勢いで登場するブラウザゲームもすごい。
ちょっとしたアイディアが即ゲームになり、ひとつバズれば翌日には類似品が10個はできているこの世の中、プレイする人のほうが足りていないのではないか。ゲームをプレイして感想を送るAIが登場するのも時間の問題である。
では10月に行ったところ、遊んだもの、観たものの記録だよ。
esoratetora先生の絵はリアルな背景とアニメ調の人物がなぜか調和する画風が特徴で、全てアナログ色鉛筆で描かれている。
AIの出す絵はキレイだが、所詮は16777216色に減色された72dpiでしかない。その点でアナログは強い。色数も解像度も無限である。実物を観ることでそれを再確認した。画集も予約購入してきたけど、これをCMYKにするの、大変だろうな……。
そりゃそうだ。シリーズ最高峰と名高い「6」がトルネコより安くなってるんだから始めどきだよな。
シレン6は2年前に「とぐろ島の神髄」のクリアを成し遂げたところを一区切りとして凍結していた。なのでそのあと無料追加されたダンジョンを進めている。「ワクワクもののけ道」は未識別アイテムが少なく、明るいフロアが多く、そのかわり敵の湧きが激しい。50フロア踏破でクリアとなるので挑戦しやすかった。
残るは(非DLC)「沈黙の神髄」で、こちらは逆に敵の湧きが少なく稼ぎがしづらい。「地下4階でにぎり変化を使って大量の食料を稼いで~」みたいなのを求められるのは飽きたので良い。ただ高齢風来人にとってはもう99フロアは長すぎる。
保存の壺が出ないと、全てにおいてプレイが雑になる。アイテム欄がいっぱいで拾えない未識別の草をその場でホイホイ飲んでしまったりする。
人生においてもアイテム欄の余裕は大事だと思う。君もアイテム欄に空きがなくて雑な暮らしをしていないだろうか? シレンを見れば人生が見える。
WINGSPANは勝利点の足し算がめんどくさく、毎回Googleスプレッドシートでsumをかけている始末だったので、すぐに算出されるのはありがたい。また、準備と後始末に時間がかからないのもデジタル版の強みだ。
ただし解像度の関係で全ての情報を一覧することができないのは大きな弱点で、操作も直感的でない。そりゃ手元のカードを出すのに比べたら何だって直感性に劣るわい。
とはいえ前述の利点に加え、鳥が鳴いて動くという強力なアドがある。オカメインコが欲しいからDLC大洋の翼だけ安く売ってくれ。
なぜこんなに時間がかかったかというと、「イベント用ポケモン以外は3Dプリンターを使わずに呼ぶ」というプレイ姿勢のせいである。謎のボールの置物6種のレシピが出るまで毎日ショップだけ見てログアウトする生活を1か月以上続けてしまった。なんでこれパソコンから買えるようにしてくれなかったんだよ。
とはいえ俺は初代・金銀・SVしかゲームをプレイしておらず、その他の曲はほぼ知らない。「209ばんどうろ」~~? 知らね~~~なんでそんな地味そうな曲がオーケストラに……とナメた姿勢でいたのに突然の落涙!!
宇宙刑事テバンが、知らないはずの曲で落涙するタイムは、僅か2秒にすぎない。では、落涙プロセスをもう一度見てみよう!
イントロを受けて、臨界点を超えたエモルギーが、涙腺内に凝縮されたギャバリオン粒子と融合。わずか2秒でスマッシュブラザーズで聴いた記憶へと投射成形され、落涙を完了するのだ!
あと普通に聴きまくったSVの「南エリア」では普通に泣いているし、なんなら「これがラストバトルでアレンジされて流れるパートがあってヤバだった」と思っていたらそのパートまでメドレーでやってくれたので完膚なきまでにボロ泣きした。ワイの完敗や。
バイオは「4」あたりからバリバリに映画的な演出を突っ込んでくるので、新しい映画でもミラジョヴォヴィッチみたいなヒーローがAAAクラスのガンアクションをやってくれるものだと勝手に解釈してしまう。だが違った。
よく考えてみればクリスやレオンだって最初から最強だったワケではない。操作のおぼつかない俺たちのせいで無駄弾を撃ち、ゾンビに噛まれて振りほどき、回復を求めてウロウロするブザマを晒していた。今回の映画はそれに近い。無駄弾撃ちまくってんじゃあねえ! 待てッ不用意に近づくな! ゲームの世界を再現するよりもゲームプレイの感覚を再現していく切り口である。
そういえば『8番出口』の映画も「異変見落としてんじゃあねえ!」って観客がツッコむパートがあった。ゲームを「観るだけ」の層が一般化したことで効くようになった手法なのかもしれない。そういえばあっちも彼女の妊娠にうろたえる男が主人公だった。
なので原作キャラがいなくてもこれはちゃんとバイオだった。なんか武器の入手タイミングも完全にゲームだったもんな。
ただ怖さはジャンプスケア頼みだし、グロは本編準拠ということで万人にオススメできる作品ではない。主人公の台詞が8割がたファックで、字幕がそれを多種多彩な罵声に翻訳しているのが凄かった。ファックには100通りの意味があるんや。
それ自体は「なんでも答えに飛びつくのではなく、わからないことを受け入れる」ということなので、とても大事な話である。
だが我々ニチアサ民としては困る。「わからないこと」が困るのではない。「わかってるのかどうかわからないこと」が困るのだ。
この回で帆羽さんは「確かに私は恐怖の大王、でもなぜ大王の力が私にあるのか」と苦悩していたわけだが、そもそも「帆羽さんは本当に大王なのか」「大王だとどうヤバいのか」が視聴者目線で明らかになっていない。所長ですら「大王でした!」という報告を流している。
大王については「未來自由の書」という怪しい予言書にヤバいと書かれているだけなのである。名探偵が予言なんてものを鵜呑みにしてはダメダメってコトをアルカナシャドウが示したではないか。きらめきパワーだけではファクトとして弱すぎる。
ただまあ、客観的にどうあれ、帆羽さんの自認が大王ならば仕方ない。「わかっているらしいこと」で処理するしかない。
ここの描写を省略して、さらにその先をやろうというコトなのだろう。ここから年末に向けて怒涛の展開が待っているのだ。
『仮面ライダーマイス』は今のところここがしっかりしていて、「作中で誰が何をわかっていて、何を知らないのか」が丁寧に出てくる。音澄は達臣のスパイ行為について気づいているのかどうか曖昧だが、少なくとも大正時代の人だということは知らないようだ。
『オメガホーン』はギャバン組が乱入し、いよいよ誰も知らないニチアサ特撮が始まっている。
前作最終回で突然失踪した熱血主人公と、相談なく旅立ったことにショックを受けた相棒という関係性だけで美味しいのに、『オメガホーン』の話の中でついにその相棒が追い付く……という全方面から良い出汁が滴るシチュエーション。そして邪魔な前髪に隠された目付きが一瞬で熱血主人公に戻るという無言の演技がブーストをかける。半年しか観てないのにギャバンの復活にすごい安心感を得てしまう。
果たしてこんな無法が何作も続けられるものなのだろうか。だが、作品を越えたヒーロー同士のかけあいについては映画などで毎年やってきた東映特撮である。その手腕を信頼しよう。
ちょっとしたアイディアが即ゲームになり、ひとつバズれば翌日には類似品が10個はできているこの世の中、プレイする人のほうが足りていないのではないか。ゲームをプレイして感想を送るAIが登場するのも時間の問題である。
では10月に行ったところ、遊んだもの、観たものの記録だよ。
■esoratetora 個展
コロナ禍くらいから会う機会がなく音信不通になっていた知り合いから突然連絡があり、なんと『ほぼ日』のTOBICHIで個展をやるとのことだったので、行った。知り合いがいきなり糸井重里とのコネクションを獲得してるの、展開が急すぎる。esoratetora先生の絵はリアルな背景とアニメ調の人物がなぜか調和する画風が特徴で、全てアナログ色鉛筆で描かれている。
AIの出す絵はキレイだが、所詮は16777216色に減色された72dpiでしかない。その点でアナログは強い。色数も解像度も無限である。実物を観ることでそれを再確認した。画集も予約購入してきたけど、これをCMYKにするの、大変だろうな……。
■風来のシレン6
トルネコリマスターの余波か、シレン6を始める人を複数確認し、思わず復帰してしまった。そりゃそうだ。シリーズ最高峰と名高い「6」がトルネコより安くなってるんだから始めどきだよな。
シレン6は2年前に「とぐろ島の神髄」のクリアを成し遂げたところを一区切りとして凍結していた。なのでそのあと無料追加されたダンジョンを進めている。「ワクワクもののけ道」は未識別アイテムが少なく、明るいフロアが多く、そのかわり敵の湧きが激しい。50フロア踏破でクリアとなるので挑戦しやすかった。
残るは(非DLC)「沈黙の神髄」で、こちらは逆に敵の湧きが少なく稼ぎがしづらい。「地下4階でにぎり変化を使って大量の食料を稼いで~」みたいなのを求められるのは飽きたので良い。ただ高齢風来人にとってはもう99フロアは長すぎる。
保存の壺が出ないと、全てにおいてプレイが雑になる。アイテム欄がいっぱいで拾えない未識別の草をその場でホイホイ飲んでしまったりする。
人生においてもアイテム欄の余裕は大事だと思う。君もアイテム欄に空きがなくて雑な暮らしをしていないだろうか? シレンを見れば人生が見える。
■デジタル版WINGSPAN
アナログで持ってるのに半額セールだったので買った。
ただし解像度の関係で全ての情報を一覧することができないのは大きな弱点で、操作も直感的でない。そりゃ手元のカードを出すのに比べたら何だって直感性に劣るわい。
とはいえ前述の利点に加え、鳥が鳴いて動くという強力なアドがある。オカメインコが欲しいからDLC大洋の翼だけ安く売ってくれ。
■ぽこ あ ポケモン
やっとDLC1のポケモンたちをすべてクラウド島に呼ぶことができた。
■N響×ポケモン クラシックコンサート
なんとポケモン30周年コンサートがYoutubeで無料公開された。なんたる福利厚生。とはいえ俺は初代・金銀・SVしかゲームをプレイしておらず、その他の曲はほぼ知らない。「209ばんどうろ」~~? 知らね~~~なんでそんな地味そうな曲がオーケストラに……とナメた姿勢でいたのに突然の落涙!!
宇宙刑事テバンが、知らないはずの曲で落涙するタイムは、僅か2秒にすぎない。では、落涙プロセスをもう一度見てみよう!
イントロを受けて、臨界点を超えたエモルギーが、涙腺内に凝縮されたギャバリオン粒子と融合。わずか2秒でスマッシュブラザーズで聴いた記憶へと投射成形され、落涙を完了するのだ!
あと普通に聴きまくったSVの「南エリア」では普通に泣いているし、なんなら「これがラストバトルでアレンジされて流れるパートがあってヤバだった」と思っていたらそのパートまでメドレーでやってくれたので完膚なきまでにボロ泣きした。ワイの完敗や。
■映画バイオハザード(2026)
前情報をまったく入れずに、公開週に思い立ってすぐ観に行った。なのでお話のネタバレのない範囲で触れる。バイオは「4」あたりからバリバリに映画的な演出を突っ込んでくるので、新しい映画でもミラジョヴォヴィッチみたいなヒーローがAAAクラスのガンアクションをやってくれるものだと勝手に解釈してしまう。だが違った。
よく考えてみればクリスやレオンだって最初から最強だったワケではない。操作のおぼつかない俺たちのせいで無駄弾を撃ち、ゾンビに噛まれて振りほどき、回復を求めてウロウロするブザマを晒していた。今回の映画はそれに近い。無駄弾撃ちまくってんじゃあねえ! 待てッ不用意に近づくな! ゲームの世界を再現するよりもゲームプレイの感覚を再現していく切り口である。
そういえば『8番出口』の映画も「異変見落としてんじゃあねえ!」って観客がツッコむパートがあった。ゲームを「観るだけ」の層が一般化したことで効くようになった手法なのかもしれない。そういえばあっちも彼女の妊娠にうろたえる男が主人公だった。
なので原作キャラがいなくてもこれはちゃんとバイオだった。なんか武器の入手タイミングも完全にゲームだったもんな。
ただ怖さはジャンプスケア頼みだし、グロは本編準拠ということで万人にオススメできる作品ではない。主人公の台詞が8割がたファックで、字幕がそれを多種多彩な罵声に翻訳しているのが凄かった。ファックには100通りの意味があるんや。
■ニチアサ百景
『名探偵プリキュア!』38話で「謎は謎のままでいい」という話をしていた。それ自体は「なんでも答えに飛びつくのではなく、わからないことを受け入れる」ということなので、とても大事な話である。
だが我々ニチアサ民としては困る。「わからないこと」が困るのではない。「わかってるのかどうかわからないこと」が困るのだ。
この回で帆羽さんは「確かに私は恐怖の大王、でもなぜ大王の力が私にあるのか」と苦悩していたわけだが、そもそも「帆羽さんは本当に大王なのか」「大王だとどうヤバいのか」が視聴者目線で明らかになっていない。所長ですら「大王でした!」という報告を流している。
大王については「未來自由の書」という怪しい予言書にヤバいと書かれているだけなのである。名探偵が予言なんてものを鵜呑みにしてはダメダメってコトをアルカナシャドウが示したではないか。きらめきパワーだけではファクトとして弱すぎる。
ただまあ、客観的にどうあれ、帆羽さんの自認が大王ならば仕方ない。「わかっているらしいこと」で処理するしかない。
ここの描写を省略して、さらにその先をやろうというコトなのだろう。ここから年末に向けて怒涛の展開が待っているのだ。
『仮面ライダーマイス』は今のところここがしっかりしていて、「作中で誰が何をわかっていて、何を知らないのか」が丁寧に出てくる。音澄は達臣のスパイ行為について気づいているのかどうか曖昧だが、少なくとも大正時代の人だということは知らないようだ。
『オメガホーン』はギャバン組が乱入し、いよいよ誰も知らないニチアサ特撮が始まっている。
前作最終回で突然失踪した熱血主人公と、相談なく旅立ったことにショックを受けた相棒という関係性だけで美味しいのに、『オメガホーン』の話の中でついにその相棒が追い付く……という全方面から良い出汁が滴るシチュエーション。そして邪魔な前髪に隠された目付きが一瞬で熱血主人公に戻るという無言の演技がブーストをかける。半年しか観てないのにギャバンの復活にすごい安心感を得てしまう。
果たしてこんな無法が何作も続けられるものなのだろうか。だが、作品を越えたヒーロー同士のかけあいについては映画などで毎年やってきた東映特撮である。その手腕を信頼しよう。