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◆不定期日記ログ◆

■2025-07-31
マンスリーレポート:7月
 7月が終わる……? ウソだろ……?
 なんか7月は時間の感覚が強めにバグっており、今週だと思ったら来週だった用事や、今週だと思ったら先週だった用事などが重なってスケジュール管理がおしまいになってしまった。
 松尾芭蕉は「月日は百代の過客」と書いたが、文明の発展によって月日がプライベートジェットで旅行している可能性がある。僕はついてゆけるだろうか、普通の世界のスピードに……。

 では7月にやったこと、読んだもの、観たものの記録だよ。

■新PC その後

 今回初めてHDDを搭載しないパソコンを作ったので、あまりの静かさに驚いている。ファンも静かすぎて本当に立ち上がってるのかわからん。ゲーミングPCをあんなにピカピカさせてる理由がわかった気がする。
 未完成だったBluetoothまわりは、アンテナ線だけ買ってきて、それをバックパネル側に這わせることで事象の無を取得。本体が小さいからでかいアンテナ立てたくなかったんだよな。

■草すく同窓会

 大学の時に所属していたサークルの同窓会が行われた。24年ぶりの集結である。参加して知ったんだが誰も静岡県内に居住していない。みんな静岡に集まってくれるのなら俺が監事をするべき流れだったのかもしれねえ。
 大学生活ではあまり「同窓」を意識してこなかったので、サークルという単位での同窓会は貴重な機会だった。企画してくれたジョニーさん本気マジ感謝アザッスって感じだ。Ricer君とは連絡手段がなかった。もし見てたらコメントくれよな。
 全員の顔は覚えてなかったけど、声と話し方を聞くうちに記憶が蘇り、大学生活のことを思い出して学生の無謀さや無軌道さを再確認した。25年に渡って連続して記録を残してきた甲斐もあった。
 幸い気温もそこまでではなかったので、大学内をちょっと散歩して、変わり果てたアピアでアッピア!して解散となった。次はカラオケとかやりたいッスね。ゼロ年代初頭の曲しばりでよォ~~……

■The JOJOLands 6

 「ジョジョ」の「6巻」ッ! しょっぱなから「誰だっけこいつ……」になってしまった。前巻の最後で昏睡した銀行マンとすり替わったんだっけ。全然キャラ違うのに「営業本部長ヨコハマですー!」って突っ込んでいくチャーミング・マン、心が強い。スタンドの強さは心の強さだ。
 ハウラーも何をペロペロしてんだと思ったら、こいつ前巻からずっと昆布出汁を舐めてんのかよ。昆布出汁で心を支えているんじゃあないッ! ハウラーは現状ラスボスなのにけっこうオロオロしていていい。ジョジョのラスボスって基本的に小心者なんだよな。

■大河べらぼう

 「べらぼう」には、一昨年の戦隊で大活躍したラクレス様(演:矢野聖人)が、暗躍する謎の男として出演しており、平賀源内を陥れたあとの目付きが完全に序盤のラクレス様だったのですぐ気付いた。このラクレス様、使い捨ての刺客ではなくその後もたびたび登場していてうれしい。
 今回ついに蔦重(演:横浜流星)がラクレス様の暗躍に感づいて田沼様に報告していたので、そういえば蔦重は戦隊時代に「けん玉探偵ヒカリ」をやってた強者だったなということを思い出すなどした。俺たちはもう特撮を通してしか一般ドラマを摂取できねえんだ。優しく殺してくれよな。

■わんだふるぷりきゅあ! ざ・むーびー!

 去年のプリキュア映画がアマプラしたので観た。劇場版を履修しようと思う程度にはこの作品が好きなのだなと思った。
 作中では決して触れないようにしていたけれど、ペットとの別れというのはたいていの場合寿命であり、そのため「ずっと一緒にいられる」という現実逃避をはねつけるのは並外れた意志力が必要だろう。なのであのタヌキと普通に死に別れていた場合めちゃめちゃ重い話になるわけだが……ギリギリそうならないようにしたんだろうな。
 プリキュアで横浜が破壊されると笑顔になってしまう。アニマルタウン、横浜からプリキュア徒歩圏内にあるんだね。そして一般戦闘においてはコマンドがバリアしかない面々に対して、最強の暴力装置として登場するヒーローガールのキャラ圧が凄かった。相手が動物でなければ……殴ってもいい!!

■ニチアサ百景

 去年のプリキュアはペットが人間化して飼い主とコミュニケーションをとる話だったので、「この2人の少女は犬と飼い主です」というテイでどんな百合構図でも出すことができた。
 そのノウハウを受けて「つまり……人間態でないならどんな激重百合カップルでもお出しできる!」というハックを繰り出しているのがメロロンとプリルンなのではないだろうか。この2人がキュアビートさんみたいに常時人間態になったら危険すぎる。変身バンク用のキャラデザはあるので、やるつもりなのか……? 無理では!?

 ライダーは新番組『ゼッツ』も発表され、いよいよ終局へと向かう。「複数ライダーなのでライダー同士のぶつかりあいを見てみたいが、報連相がしっかりしすぎていてまったくすれ違ってくれない」という問題に対してついに「じゃあ2号に洗脳ビームね」という力業が発動したが、2号は本当に真面目なのでそんなもんは意志でぶち破った。
 こうまでちゃんと話し合い、理解不足による対立が存在しないライダーなので、逆に「それでも話せない」という内容の重みがしっかり伝わってくる。制作をだいぶ早めて余裕あるシナリオ運びができるようになったんだな。

 戦隊はゴジュウティラノこと暴神竜儀がやばい。年長者でマナーナンバーワンの常識人だが、「暴神バクガミ家」が由緒ある一族なのがもうやばいし、その実態がテガソード様を崇め倒すパワー系狂信者なのもやばい。
 竜てゃが作中であんまりテガソード様の像を御神体として活用しまくるものだから、DXテガソードを御神体として購入してしまう大きなお友達も多いとか。バンダイさんもこんな売れ方するとは思わないでしょ。
 こんなやつが常識人枠でやっていけてる戦隊、今後もどう転ぶかわからなくてやばい。みんなも竜てゃのやばさを知るべきだと思います。